2019年に開催された機械要素技術展にてご紹介させていただいた内径加工。
積極的に宣伝していないため、あまり知られていないサービスです。
今回は、内径加工をあらためてご紹介させていただきます。
内径旋削加工とは?
内径加工は、筒形状の内側に加工を施す加工方法です。
筒の内側から加工しなければいけないため、通常のエンドミルでは加工できず
内径バイトという専用工具を使用し加工を施します。
通常の切削加工では加工できない特殊な形状のため、
径の大きさや加工内容など加工できる条件がありますので
まず営業担当者へご相談いただければと思います。
小内径内の切削加工(カム加工)
内径にカム加工を施した加工サンプルです。
一般的な内径加工刃物では、刃物とホルダーのサイズ的な問題上
ф70程度の大きな内径でないと加工が困難となります。
特殊小内径加工用刃物により、内径ф40の内径カムになっており、内径カムは周動します。
また内径カムと外形カムは、ワンチャックで加工しています。
多角形円筒の加工
内径は半円と多角形にて加工し、内径と半円部には溝加工した加工サンプルです。
始点と終点は単純に軸中心ではなく、中心選から3.5mmずらして加工してみました。
内径多角形部には、彫刻を施してあります。
今回は、内径加工をご紹介させていただきました。
加工できる形状に条件などございますので
まずは、営業担当者までご相談下さい。
ご一読いただきありがとうございます。