ゼンでは、新製品開発でデザインや配色検討に使用される
モックアップ(デザインモデル)を製作しています。
今回は、このモックアップができるまでの様子を、
自立型2輪走行機サンプルの製作過程でご紹介します。
製作の検討
まずは、部品ごとの製作方法や配色を決めていきます。
今回のモックアップは、外観確認用サンプルなのですが
持ち運びの時の重さを考慮して、肉抜きして製作することにしました。
部品製作
それぞれの部品を製作していきます。
残りのほとんどの部品をABS樹脂の切削加工で製作しています。
嵌合確認
部品が出来上がりましたら、仮組みして部品同士のハマり具合を確認します。
写真は仮組みした状態です。塗装前の状態だと本当にプロトタイプって感じがします。
加飾
部品の嵌合に問題が無かったので、部品ごとにバラシて塗装を施します。
今回は塗装のみを施していますが、ロゴなどを印刷することも可能です。
色分けや質感を変えた塗装で実物っぽくしていきます。
塗装をすると一気に本物っぽくなります。
色分けして塗装しています | ゴムっぽい質感になるよう塗装しています |
組立て完成
塗装が終わった部品を、再び組み立てていきモックアップの完成になります。
検討時の3Dデータと変わらない仕上がりです。
今回はゼンのサービスの一つ、モックアップの製作過程をご紹介しました。
ゼンでは、これらの一連の作業をワンストップで対応できます!!
また、外観だけでなく、電装を施したりといった対応も可能です。
モックアップ製作について詳しくお知りになりたい方は
こちらをご覧になってください。
ご一読ありがとうございました。