新しい検査設備「3Dスキャナ型三次元測定機」を導入しました。
3Dスキャナ型三次元測定機は、立体形状を高精度に3D測定できる設備で
三次元測定機では測定が難しい立体形状の測定やCADデータとの比較といった測定が可能です。
3Dスキャナ型三次元測定機の特徴
「3Dスキャナ型三次元測定機」は、その名前の通り
3Dスキャナで読み取った情報を元に測定を行う機械です。
3Dスキャン中の画像
検査対象を360度スキャンして、3D情報として測定用パソコンに取り込むことで
そのパソコン上で、様々な3D計測を行うことができます。
読み込まれた3D情報を元に計測した画像
3D同士を比較して、視覚的に違いを把握できる3D比較計測機能があり
設計時に製作したCADデータとの誤差を比較して検査したり
使用前と使用後で計測すれば、摩耗や歪みなどの形状変化の情報を視覚的に得られます。
CADデータと比較した時の画像
その他にも「断面計測」や「厚みの変化を見える化」など
3D情報を元に様々な計測を行う機能があります。
断面計測 | 厚み測定 |
3Dスキャンの動作
先ほど「360度スキャンして・・・」と書きましたが
実際にどのように動くかと言いますと、
検査対象を乗せているステージが少しづつ回転してスキャンを繰り返します。
Youtubeを見られる方は、詳しくはこちらの動画を見てみて下さい。
今回は、新しく導入した「3Dスキャナ型三次元測定機」を紹介させていただきました。
今後もより多くのご要望にお応えし皆様のお役に立てるよう、
製造設備や検査設備を拡充してまいります。
ご質問等がございましたら、営業担当者までお気軽にご連絡ください。
ご一読ありがとうございました。