世界的に有名なロボットスーツ「ロボットスーツHAL」を開発した
サイバーダイン社の常時展示会場「サイバーダインスタジオ」の見学会に参加いたしました。
「サイバーダインスタジオ」は茨城県つくば市のショッピングモール
「イーアスつくば」にあり、
スタジオ内には会社紹介や、数々の有名なロボットが展示されております。
社名の元となった映画「ターミ○ーター」や、ロボットスーツヒーロー「アイ○ンマン」、
流行になったロボット・アニメキャラクターなど数々並んでおり、
展示品だけでも子供ココロが動かされます!
見学会では、スタジオの担当の方がサイバーダイン社の成り立ちや
開発の歴史など丁寧に説明してくれます。
世界的に有名な「HAL」は25年前筑波大にて開発を開始
PC(機械)による制御では体を傷つけてしまう恐れがあるため、
脳から出る信号を皮膚の僅かな隙間からセンサーで感知することにより
人の身体と一体で動かすことが出来る次世代のサイボーグ型ロボットスーツ
2000年に「HAL3」(上写真)を開発
2004年 筑波大教授の山海教授によって「CYBERDYNE株式会社」設立
2005年の愛知万博にて「HAL5」を発表 などなど
説明に使用されたタッチパネルもサイバーダイン社が開発したもの
何人でも、何箇所でも同時に感知できるタッチパネル
ロボットスーツHAL福祉用(ドイツでのリハビリ実例を紹介)
歩行困難な患者さんが、スーツを使用しリハビリを行い、3ヵ月後には歩行可能になった実例もあるそうです
ドイツでは保険適用となっており、自己負担ゼロでリハビリを行える
(日本での保険の適用は限定的なものになっているそうです)
さて続いては実際に機器を使用しながらのデモンストレーションです
実際に腕を動かすと、ロボットも同じような動きをする
動かす腕を動かないように押さえても、動かそうとする信号が脳から出ているため
ロボットを動かすことが出来き、力の強弱もロボットは再現可能。
ここからは、ロボットスーツの装着体験です!
代表者として我社の川津社長が体験します!
今回装着するのは「ロボットスーツHAL下肢タイプ」
まずは太もも付近にセンサーを貼り付け、次にロボットスーツを装着
初回は細かな調整・確認があるため、センサー取付15分、
ロボットスーツ装着15分と時間がかかります。
最初はやはり違和感があるようで、ロボットのようなぎこちない歩き方です(笑)
しかし、参加者からは「SFの世界だ!」など、実際の動きを見て驚嘆の声が上がりました!
慣れてきたら隣のリハビリ室に!
ここには実際にロボットスーツを使用したリハビリを行う部屋があります。
ランニングマシンや階段の上り下りを体験。
片足に錘を装着していてもスムーズな動きが行えます。
最後は自分の身体の一部の様になっていました(!?)
その他、「HAL作業支援用 腰タイプ」の装着体験もあり。
こちらは今現在、1,000台販売され建築業界や物流業界などで使用されているとのこと
今回の見学会で世界初のサイボーグ型「ロボットスーツHAL」を見て、触れて、
最新のロボット技術を感じることが出来ました。
皆様も是非、最新のロボット技術を体験してみてはいかがでしょうか?
※HALには一応身体制限があります(体重80kg以下、身長145〜185cm程度)注意してください
スタジオ見学はロボットの展示場は無料ですが
今回のような団体、装着体験等は有料・予約制となっております。
詳しくは下記URLへ
https://www.cyberdyne.jp/studio/
ご一読のほど、ありがとうございました。