今年、2回にわたって配信した「本社工場の大改造」。
本社工場の大幅リニューアルについてお伝えしました。
すでにお気づきになったかもしれませんが
このリニューアルと同時進行で、マシニングセンタの入れ替えが行われていました。
今回は、前回載せきらなかった
マシニングセンタ稼働までにどのような作業が行われるのか?を詳細にお伝えします。
マシニングセンタ搬入
到着したトラックの中から徐々に姿を現します。
本社工場に新しいマシニングセンタを入れるのは久しぶりなので
本社従業員は搬入の様子を興味深々に見守っていました。
クレーンに吊るされてトラックから降ろされます。
少しずつ設置場所まで移動していきます。作業が丁寧です。
手際のよい作業で、予想より早く設置作業は完了しました。
以前から利用していたマシニングセンタと比べるとだいぶ背が高い。
ここからは機械メーカーの方々に交代して
配線作業やレベル出し、その他設定作業をを行っていただき設置完了です。
稼働に向けて
搬入も一通り終わり、翌日からは稼働に向けての準備が始まります。
ここからがゼンのスタッフの作業になります。
まずは、マシニングセンタのタンクにクーラント(切削用の油)を流し込みます。
金属加工時の冷却と潤滑で必要になります。
茶色いオイルが水と混ざり白くなっていきます。
水と混ぜているので適切な濃度になっているか、濃度計で確認します。
覗くとメモリがこんな風に見えます。
次は材料を固定するバイスの取り付けです。(1個70Kgあるのでここまで運ぶのが大変でした)
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続いて工具を取り付け準備完了です。
マガジンに工具が収納されてる様子は、ロボドリルとは違うカッコ良さです。
準備がすべて完了し、入念に使い方を教えていただき
いよいよ稼働。
ウォーミングアップも兼ねていろいろ削ります。(何ができるのか楽しみです)
切削中。クーラントをかけながら削るので形状が見えない!!
少し止めてもらいました。(少し丸い形状が見えます)
切削完了!!
こんな形を削っていました。(トロフィー)
その他にもウォーミングアップでいろいろ削ってみました。
こうして本格的に稼働を開始したマシニングセンタ!!
新しいマシニングセンタも違和感なく操作をするスタッフを見て誇らしい気持ちになりました。
今後も皆様のご要望にお応えできるよう、設備や技術の向上に努めてまいります。
今後とも宜しくお願い申し上げます。