ゼンでは、試作品の品質を維持・向上させるため、品質管理体制を常に改善しています。品質保証部門・検査スタッフはもとより、営業・製造といった製品に関わる全ての部門が品質にこだわり、お客様に満足していただける高品質な試作製品を提供します。
加工現場での工程内検査はもちろんの事、全工場に製造スタッフとは別の検査担当スタッフを配置しており、製造工程とは別の目線で検証を行っています。
制作された試作品は、教育・訓練された検査スタッフが、データ・図面を元に全箇所測定、外観チェック、設計された意図通りに製作されているかを検査します。
お客様に安心してご利用していただける試作品を届けられるよう、不良流出の防止に徹底して取り組んでいます。
2014年に「ISO9001」認証を取得しました。「組織」として品質活動を行うことで、安定した試作品を提供できる仕組みを構築しました。
また、品質保証の専任部門を設け、社内標準書を作成し、品質管理の標準化を図っています。社内及び協力会社を定期的に品質監査することで、試作品の品質の安定化が実現できています。
全工場に温度・湿度管理された検査室を設け、三次元測定機・測定顕微鏡・ピンゲージ・ネジゲージ・各種汎用測定器・形状確認の3次元CADビューワ等の検査設備を完備して、万全の検査環境を整えています。
また測定機器は、機器ごとに社内規定を定めて定期的に校正・検証を行い、測定結果の信頼性を確保しています。
試作品の検査の結果は加工現場にフィードバックされ、改善していくことで、加工工程内で品質を作りこむ体制をとっています。
この改善サイクルにより、品質向上だけでなく不良削減によるコスト削減が可能になり、生産効率・試作品品質は常に向上を続けています。